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[開発品]プラズマ遺伝子導入装置

プラズマにより細胞のエンドサイトーシスを惹起し、低ダメージで細胞内に分子を導入する装置です。初代細胞を含む多様な細胞に、ウイルスを使わず簡易なプロセスで分子導入が可能です。

特長

  • 容易な導入プロセス

    細胞剥離の操作不要で培養プレートのまま処理が可能

  • 多様な分子を導入可能

    小分子から15kbpを超えるサイズのプラスミドベクターまで導入可能

  • 多様な細胞に導入可能

    初代細胞を含む様々な細胞に適用可能

プラズマ遺伝子導入のメカニズム

エンドサイトーシスを利用することで、細胞に低ダメージで分子導入が可能です。
細胞製造用途等に適しています。

導入プロセス

一般的なエレクトロポレーターと異なり、細胞の剥離操作不要で、培養プレートのまま導入処理が可能です。
スクリーニング等の用途に適しています。

開発品を用いた実施例*

*順天堂大学 大学院医学研究科 難治性疾患診断・治療学 難病の診断と治療研究センターとの共同研究

  • 初代細胞へのエピソーマルベクター導入

    ヒト脂肪前駆細胞にGFP発現プラスミドを導入
    12 kbpのエピソーマルベクターも導入され、7日目以降も発現を維持

  • 非ウイルス法でのダイレクトリプログラミング

    ヒト脂肪前駆細胞に順天堂大学が新規発見した因子を含むリプログラミング因子のエピソーマルベクター(15kbp)を導入し、膵β細胞へのダイレクトリプログラミングに成功

上記以外にも、様々な実施例がございます。
本装置を活用した細胞への分子導入にご関心がある方は、こちらよりお問合せください。